thomsonbrandy.jp 2.0.7(2008-10-18) トムソンブランディ事業部

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古のロマン・城跡探訪記

第17回 旧取手宿から芝原城跡を訪ねる

宿場町取手に遺る旧本陣
常磐線取手から利根川を渡船で渡り、成田線湖北駅に出るハイキングコース資料を以前に入手していた。良く調べると古利根川の傍らに芝原城跡があることが分かった。

取手駅に降りて長禅寺を目指す。駅前から少し回り込んだ地に古刹は見付かった。石段を上がり境内へ入り簡単に参拝。931(承平元)年平将門創建という。門前に雛祭り開催中の貼り紙を見付け惹かれて屋敷内へ。奈良漬屋の蔵内に雛壇が設けられていて、ご婦人一行に混じり、お茶のサービスも受けた。宿場町ならではの風習であろう。見学後礼を言ってお屋敷を後にした。
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取手の街の中を歩きながら、この街は東口が水戸街道取手宿と気付いた。先程の奈良漬屋店舗やそれらしい古い建物が街道沿いに見受けられる。そして本陣染野家も、この並びにあった。
入母屋造り藁葺きの元名主の家屋はそのまま遺り、現在の建物は1795(寛政7)年築のようだ。八坂神社を経て、利根川へと出て渡し場を目指し、船着き場に着くも、次の便は1時間以上先。
矢切の渡しをイメージしていたが、川向かいの畑地に渡す作業船のようだ。


大利根橋から芝原城跡へ
大利根橋を渡って我孫子側へと決断し、堤防から大橋へ。流石大利根で渡り終えるのに15分も要した。ゴルフ場から再度高架下を通り、前方に古利根川が見え始めた。河川改修で残ったもので現在では沼として、釣人達が糸を垂れている。菜の花が咲く一画に出会い、携帯に写した。

略図とこれまでに得た山勘で芝原城跡を探すと、道標が見付つかり林の中へ侵入。城跡を示す案内板があった。早速周囲を見渡し、踏み跡を辿って林内を巡る。斜面は土塁、窪地は濠跡と見え、次第にそれらが明らかになった。芝原城は、後北条氏家臣河村氏が城主と伝えられる北条出城の一つであったらしい以外詳細は不明のようだ。直ぐ先が古利根で天然の要害だった。誰もいない城跡を一周して、更に痕跡を探そうとしたが、住宅が建ち私有地のようで諦めた。
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このような中世城跡探訪は久しぶりで、専ら城跡巡りをしていた20年前頃のことであったが城跡写真を見た家内が、”畑や原っぱじゃないの”と言ったのを思い出した。

成田線湖北駅へは、新興住宅街を抜け旧街道を経て到達したが、三度も道を尋ねてしまった。先程の大利根橋迂回もあり、大分脚に疲れが出て、北小金駅からの小金城跡は断念した。
                       (2010/03/1歩く)